年末年始に読んだ本を備忘録代わりにまとめます。
ついでに今年は何冊本を読んだか、ナンバーもつけてみます。
1.石巻赤十字病院の100日間
由井 りょう子 (著), 石巻赤十字病院 (著)
あっという間に読み終わりました。
地震後、迅速な受け入れ態勢を整え、地域の中心的な救援場所となった石巻赤十字病院。
自らも被災者なのに、不眠不休で働く医療従事者の姿に胸が熱くなります。
訓練を積んでいたとはいえ、予測を超えた大地震にもこのように備えることができるのかと驚きました。
医療従事者の方、そのほかの方にもぜひ読んでいただきたいです。
2.あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ
村木 厚子
「郵便不正事件」で無実の罪に問われ、逮捕され、勾留期間が164日。
その間、折れそうな気持ちをどのように支えてきたのかが綴られています。
子育てをしながら官僚という激務をこなす姿にもグッときますが、
逮捕されたあと、村木さんを支える家族の姿に涙しました。
村木さんは紛れもなく、「働く女性の希望の星」です。
3.官僚に学ぶ仕事術 ~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~
久保田 崇 (著)
官僚の方たちはどんな仕事をしているのか、好奇心で読んでもいいと思います。
私は、上司との付き合い方がけっこう泥臭いところがなるほどと思いました。
ところで、「官僚に学ぶ仕事術」って本ありますか?と書店で聞いたところ、
店員さんが「韓流に学ぶ仕事術」とパソコンに入力して、「ないですねぇ」と言われましたよ。
それはそれで読んでみたい。
4.逆立ち日本論
養老 孟司 (著) ・内田 樹 (著)
5.最終講義-生き延びるための六講
内田 樹 (著)
昨年、浜松市で内田樹さんの講演を聴く機会に恵まれました。
その至福の時間をほうふつとさせる本。
ゴールがどこかわからない、ミステリーツアーのようなワクワク感が大好きです。
6.父親再生
信田 さよ子 (著)
母娘関係について書かせたら右に出る者なしの信田さん。
今回は父親について書いています。
一番そうなのか!と思ったのは、男性は父親に大事にされていない女性を軽んじると書かれていたところ。
村上龍さんも似たようなことを書いていたような記憶があります。
以前はこういうことを目にすると、ずいぶんとダメージを受けていたのですが、
今は父親との関係が残念ながらあまりよくなかったということを正しく自覚することが
大事なのだと考えるようになりました。
7.Q健康って?
よしもと ばなな (著)
こんなに健康法があるのか、と初めて聞くものばかりの一冊。
そこまで極める必要がない健康な体に感謝です。
8.お化け屋敷のつくり方
平野 ユーレイ (著), 齊藤 ゾンビ (著)
ホラー映画は好きだけど、お化け屋敷は積極的ではありません。
それでも興味があったので、家族にあきれられながら読んでみました。
お化け屋敷にかける情熱、店作り、コンセプトなど、売れる店づくりの本そのもの。
浜松市にもこの二人が手掛けたお化け屋敷がzazaにあったんですね。
全然知らなった。行きたかったなぁ。すごく残念。
さて、今日はここまで。